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ヒトカラマニア

…ですが、今は体のメンテナンスの優先順位が高くなってしまい、あまりヒトカラに行けてません/(^o^)\

小説『天使の代理人』を読みました。
2008-05-24 00:00

 『嫌われ松子の一生』の巻末の解説で、
同じ作者の『天使の代理人』という作品が絶賛されていたので、読んでみました。
すでに文庫本が存在するというのを後から知りました。
私は図書館で、ハードカバーの本を借りて読みました。

主人公は助産師です。
ある産婦人科で長年にわたって人工妊娠中絶の介助をしてきて、ある日突然退職します。
そして、人工妊娠中絶を1件でも減らそうと、体験を本にまとめます。
志を同じくする助産師が複数、現れます。

また、中絶手術を受ける側の妊婦も複数、登場し、
何人かの女性の物語が、同時進行していきます。
すべての伏線が、最終的につながっていきます。

すばらしい構成だと思いました。『嫌われ松子…』の時と同様に、速く読んでしまいました。

この小説はフィクションですが、多くの事実をもとに構成されていると思います。
人工妊娠中絶の件数は、出産件数よりも多いらしい、ということは感慨深いです。

また、境遇が異なる妊娠経験者たちがネット上で意見をたたかわせる場面があるのですが、
自分と同意見でない人に対して非常にアグレッシブな人物がいて、
「リアルだなあ」と思いました。


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