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ヒトカラマニア

…ですが、今は体のメンテナンスの優先順位が高くなってしまい、あまりヒトカラに行けてません/(^o^)\

小説『アンガージュマンの入口』解説(1)1986年という時代
2015-06-15 19:33







画像はイメージです。









昨日まで33回に渡って不定期連載させていただきました小説『アンガージュマンの入口』を
お読みくださった皆様、
誠にありがとうございます。




連載開始時にも書きましたが
この小説は
1986年に私が体験したことを元に
その年に書いたものです。




今回、連載するにあたって
あらかじめ読む、ということをせず、
ブログ更新のためにキーボードで打つ、
その時に初めて読んでいました。

で、
「つづく」と打ったら
その先も読まず
原稿(のコピー。本体は集英社へ送ったので)に、しおりを挟んで終わり(笑)




自分も読者として楽しめました。




だいたいどんな話かは覚えていましたが
細部はまったく忘れていたので。




あの体験を小説に残しておいて良かったな、
と今回いくつか思ったうちの1つは
1986年という時代の特徴がわかることです。




世界的に見れば
1986年の最大の特徴のひとつは
チェルノブイリ原発事故が起こったことです。




バンドファンの日常としては
ライブの予定があって
そのライブが本当に開催されるのかは
現場に行くか
電話で店に問い合わせしないとわかりません。

そもそもライブの情報を得るのも
ライブハウス来店時に次回を確認、とか
雑誌『ぴあ』のライブ情報ページを目を皿のようにして見るか
ラジオCMで偶然流れたものをキャッチするか、
あるいはファンクラブ会報(ペラのモノクロ4つ折りin茶封筒)
くらいでした。




私は実際に当時、大学生でしたが
講義の休講情報も
大学まで行って
リアル掲示板を見るか、
友達から電話(それも固定電話)をもらって知るか
くらいでした。

私は大学から離れたところに住んでいたので
現実的には
大学まで行って
「あっ休講♡ ラッキー♡ でも次の時間までヒマー( ̄◇ ̄;)」
または
「あっ休講♡ ラッキー♡ とはいうものの、今日はこの1コマだけだったのに、往復4時間と体力消耗をどうしてくれよう」
という感じでした。




つまり、
インターネットと携帯電話がない時代でした。




今はどのバンドもウェブサイトを持ち
即時性のある情報を発信し
またSNSも発達しているので
ライブの予定、
当日の突然の休止など
即時わかりますよね。

あと大学の休講情報もね、
わかるらしいじゃないですか(笑)




あと、小説の中に
ライブ入場時の
「カメラ&カセットチェック」
という言葉が出てきて
「カセット」という言葉に悶えました(笑)




そして、
主人公は新聞を読んでいます。

まあ主人公のモデルは私です。

当時は(父が)新聞をとっていたので
家にありました。
朝日新聞が。


なにか事件があって
詳しい情報を得ようと思ったら
新聞でした。

インターネットはないので。




あと、
「国鉄渋谷駅」
「国鉄横浜駅」
が出てきます。




国鉄がJRになったのは1987年4月1日です。

だから、1986年当時はギリギリ、国鉄だったのです(笑)




主人公は国鉄横浜駅から、埼玉県の下車駅まで、850円の切符を買っています。
そして、新宿や池袋や上野で乗り換えています。

「切符」これも今、
めったに買わないですね。

いま検索してみたら
JR横浜駅からJR北本駅(当時の実際の私の下車駅)まで
湘南新宿ライン1本でつながってて(!)
IC優先で1,317円でした(°д°)



そしてそして
小説では東急東横線の横浜-渋谷間が160円と書いていましたが、
現在はIC優先で267円です。




あとタクシーが。
主人公は最寄駅から自宅まで470円払っています。

現在の埼玉県のタクシー初乗り料金は730円で、
私の当時の最寄駅から住まいまでは
初乗り料金を超える距離だったと思います(笑)













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