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ヒトカラマニア

…ですが、今は体のメンテナンスの優先順位が高くなってしまい、あまりヒトカラに行けてません/(^o^)\

書籍『中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇』を読みました※少しネタバレ
2016-08-01 20:31

















中沢彰吾さんの著書『中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇』を
札幌市電子図書館で借りて、読みました。




日本に住む
正社員の職を持たない(または失った)中高年の人が
低収入の単発の仕事に派遣されるしか
生きるすべがない
ということが書かれています。




この本は中沢さんの体験レポートです。
ご本人が人材派遣会社に登録して
実際に現場に行って働いて
知ったことを書いておられます。

時給が安いとか
派遣元・派遣先の若い正社員から敬意を持って扱われないとか
仕事が契約した予定時刻より早く終わると帰宅させられその後の時給がないとか
たいへん興味深いです。




実は私も
48歳の時に体験しています。


当時、現場には
私より若い人が多く
私より年上の人もいましたが
ブラック派遣に行くしかないのが
中高年という世代に特徴的なことである
ということに気づいていませんでした。




私は
それでも仕事をもらえるだけありがたい
と思ってしまうタイプなのですが
法律違反の案件がまかり通っている現状には
問題意識を持ってはいます。




なんとかしたいです。

労働者1人では解決できない問題です。

制度を変える必要があります。

政府の要人の鶴の一声があれば、
と切に願います。

そのために自分ができることがあれば
やっていきたいです。









読んでいてハっとしたことが何回かありました。
そのうちの一つを
ネタバレになりますが
書きたいと思います。

年収800万円の人はたいがいのものをすでに持っているので
その人の月収が5万円上がっても
その5万円は消費ではなく貯蓄に回ってしまう。
しかし年収200万円以下の人(私だ~!)の月収が5万円上がれば
今まで必要でも買うのを我慢していたものを買うようになるため
内需拡大になる
的なことが書かれていました。

目からウロコです。

アベノミクスは既に持っている人には若干いいことをもたらしたかもしれませんが
大多数の人にとっては
消費税と物価が少し上がって
収入は増えていないので
相対的に生活は苦しくなっています。

その層を何とかしてほしいものです。

最低時給を上げる、と法律で決めるとか、ね!




中沢さんはいくつか提案しておられます。




ぜひ皆様に読んでいただきたい本です。