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ヒトカラマニア

…ですが、今は体のメンテナンスの優先順位が高くなってしまい、あまりヒトカラに行けてません/(^o^)\

書籍『マリー・アントワネットの日記』RoseとBleu(上下)を読みました。
2018-10-06 22:16




















全世界191名(昨日のアクセス数)の読者の皆様こんばんは\(^o^)/

『ベルサイユのばら』リアルタイム世代の修羅笛の鍵です。



とはいっても雑誌連載を読んだのは1回だけで、
連載終了2~3年後にコミックスでぜんぶ読んだと思うのですが。




吉川トリコさんの『マリー・アントワネットの日記』は
橋本治さんの『桃尻語訳 枕草子』みたいな感じの本だと思いました。


今!
今、読むべきです。

JKがSNSに書き込んでるみたいな文章で
マリー・アントワネットの生涯が
一人称で語られています。




最後まで読むと
吉川さんの緻密さと
池田理代子さんの緻密さがわかります。




アントワネットとフェルセンの恋は
『ベルサイユのばら』に描かれているのと似ています。









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映画『マリー・アントワネット』はちょっと違います。

映画のほうをリアル、と思ってたのですが
もしかしたらもしかして、
『ベルサイユのばら』と『マリー・アントワネットの日記』のほうが本当かもΣ(・ω・ノ)ノ!





歴史の転換点で
ルイ16世夫妻は犠牲になり、

ラストエンペラーは平民になり

昭和天皇は神から人間になりました。




フランスって激しい。








でもね、
『マリー・アントワネットの日記』を読むと
マリー・アントワネットのことが
自分の友だちみたいに感じられるんです。

すごい文章力です。












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書籍『わりなき恋』を読みました。
2018-07-18 23:50






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岸惠子さんの長編小説『わりなき恋』を
Kindleで読みました。




69歳のドキュメンタリー演出家「伊奈笙子」は
パリ行きの飛行機のファーストクラスで
60歳手前だという大企業の役員「九鬼兼太」と隣り合わせ、言葉を交わす。
「九鬼」はもともと「笙子」のファンで
「笙子」も「九鬼」からのアプローチに心が動き
二人は恋に落ちる。





「笙子」は未亡人ですが
「九鬼」には家庭があります。

最初は「九鬼」の家庭のことなど気にしていなかった「笙子」。
ふたりの恋は日本の結婚制度とは別次元にあるようでした。

しかし。




現実に起きた東日本大震災のことなども小説に登場して
リアリティがあります。



「九鬼」の描写はミステリアスで
どう行動するか読めない、興味深い人物です。




驚いたのは最後のほうの文章です。
ガルシア=マルケスの文章を読んでいるのかと思いました。

現実世界とそうでない世界がみごとに調和し
不思議な気持ちにさせられました。

すばらしかった。

そして主人公はカッコよかった。









作者が有名な女優さんなので
私は、「笙子」は岸恵子さんご本人の見た目で脳内再生し、
「九鬼」は、私にとっては『SP 警視庁警備部警護課第四係』の「西島監理官」な
(あり?監理官じゃないっけ?)飯田基祐さんの見た目で脳内再生してました(σ・∀・)σ

まあ、飯田基祐さんは
「九鬼」より若い世代なんですけどね。。。^^













書籍『降伏の記録』を読みました。
2018-04-29 23:50






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植本一子さんの著書『降伏の記録』を
Kindleで買って
主にスマホで読みました。

隙間時間にちょこちょこと読んだので時間がかかりました。




写真家の植本一子さんが書かれた本です。

末期がんの夫と幼い子ども2人との生活のリアルな部分と
母親や夫や恋人に求めたけれども得られなかった心の問題をつづった本です。




またも
私の感想は
正直な人だ、
です。


多くの人が、
感じても書かないことを
植本さんは書きました。




この本が出版されたのが2017年10月。

植本さんの夫であるECDさんは末期がん患者でした。

この本の出版からおよそ3か月後の2018年1月に
ECDさんはお亡くなりになりました。




私がECDさんの著作を読んだだけではわからなかった
植本さんの目からみたECDさん像が
この本には書かれていて
ECDさんのイメージが多面的になりました。




あと、
負の連鎖を断ち切るって難しいと思いました。











書籍『アンダーグラウンド』を読みました※ネタバレ
2018-01-22 23:50






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アンダーグラウンド (講談社文庫) [ 村上春樹 ]
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長年かけて、
村上春樹さんの『アンダーグラウンド』を読み終わりました。




どれくらい長年かというと
2013年9月に東京都台東区から北海道札幌市に移住したのですが
台東区図書館で『アンダーグラウンド』を借りては読み終わらずに返却、
を繰り返して
読み終わらずに転居したのでした。




その後、
通院の待ち時間だけに紙の本を読んでたのですが
病院の近くの古本屋(現在は閉店)で
『アンダーグラウンド』の文庫を見つけて買い
若干読み進めました。




しかし、
いつでも持ち歩いているスマートフォンで読むのが最も効率的
と気がつき
2017年12月2日に
電子書籍で購入しました。

そこからはかなりスピードアップし
読み終わりました\(^o^)/




この本は小説ではありません。




1995年に起きた地下鉄サリン事件の被害者
および被害者家族
および救助活動をした人に
村上春樹さんがインタビューし
膨大なインタビューを1冊の本にまとめたものです。

最後に村上さんの見解が書かれています。




村上さんの見解は
文学的な上に哲学的で
この人にはノーベル文学賞を受賞する価値があるような気がしました。
私にはすべてを理解することはできませんでした。
現段階では。




ここからはネタバレなので
読みたくないかたは、ここでおやめください。























インタビュー記事の感想としては
サリンガスを吸って体調不良になった人たちが
「風邪のせいだ」とか
「二日酔いのせいだ」
と最初は思っていたところに共感しました。

そして
自分以外に明らかに体調不良の人を
駅の中で複数、目撃していても
それを「たいへんなことだ」と認識しなかったというのです。
ほとんどの人が。




それと
ひととおり体調が落ちついてからの
「疲れやすくなった」
「物忘れがひどくなった」
「老眼がすすんだ」
という多くの被害者に共通の症状に対して
ご本人は
「サリンのせいかもしれないし、年のせいかもしれない。判別はつかない」
と話すかたが多いのです。

私のここ数年のさまざまな体調不良や物忘れや老眼の進行も
「被ばくのせいかもしれないし、年のせいかもしれない。判別はつかない」
という感想と一致していて感慨深いです。



なかには
「年のせいって思われるかもしれないけど
絶対にそんなことはない。
サリンのせいだ。
だが証明はできない」
という人もいて
それにも胸を打たれます。












書籍『他人の始まり 因果の終わり』を読みました※ネタバレあり。
2017-11-29 22:39






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全世界282名(昨日のアクセス数)の読者の皆様こんばんは\(^o^)/

最近の読書はもっぱら電子書籍な修羅笛の鍵です。




植本一子さんの『家族最後の日』を、先日、読みまして。

植本さんの夫であるECDさんに関する記述も多くありました。




『他人の始まり 因果の終わり』は
ECDさんが書いた本です。

時系列的に『家族最後の日』と同時期の出来事が
ECDさんの目線で描かれています。




私は1965年生まれです。

ECDさんは1960年生まれ。

植本一子さんは1984年生まれ。

私はECDさんと同世代、だと思います。




私の親も
ECDさんの親御さんと同様
高度成長期に身を粉にして働いた世代だと思います。









ECDさんは
上行結腸と食道に進行がんができて入退院を繰り返します。

抗がん剤も
手術も受けました。

淡々と。

1日12時間吐き続けるとか
大変な事態をサラっと書いてます。

そんな時でも家族に泣き言を言わないようです。

すごい。


私なら大騒ぎすると思います。




この本の最後のほうでは
手術後の体調の変化を書いていました。

少しの食事、そして排泄に
ものすごく苦労していると。




でも
いろんな苦痛を受け入れている生き様が
素敵に見えます。









病気の事だけが書かれた本ではなく
近過去からの家族の歴史、
ECDさんの理想とする家族のありかた
が描かれています。




同世代の他の人との共通の体験と
ECDさん独自の体験から
とても冷静な結論を出しているように見えます。









興味深い本でした。




ECDさんの肉体的苦痛が軽減されることを祈ります。